プロジェクトの趣旨
音声ナビ・プロジェクトは、歩行者にとって便利な道案内地図を日本全国に配備する活動です。
カーナビに比べて、歩行者用のナビは決して整備されている状況とは言えません。
そこで、本プロジェクトでは地図歩行に最もハンディの大きい視覚障害者に焦点を充て、視覚障害者でもその案内を頼りに歩くことができる音声ガイド地図(以下「ナビレクマップ」)を作成・配備する活動を展開しています。
ナビレクマップは、目の不自由な方々に限らず、高齢者や他の障害者、そして普通の人たちにも役立つ歩行用のナビゲーション地図です。
バリアフリーエリア開拓にご支援を!
ナビレクマップは、作成者が利用者に思いやりをもって作成した言葉地図です。
視覚障害者は、この地図が公開されている経路なら音声と振動を頼りに歩くことができますが、存在しない経路は頭の中に完璧に記憶した地図に基づいて周囲の人々に尋ねながら歩くしかありません。
ですが、半径1キロ程度の区画に100経路ぐらいのナビレク・マップを集中的に配備すると、そのエリアは出発地と目的地がどこであっても音声と振動で案内される状態になります。
このようなエリアを「バリアフリーエリア」と名付けました。
私たちは、バリアフリーエリアを一つずつ開拓して行き、2030年までに日本全国をバリアフリーエリアにする目標をもっています。
「バリアフリーエリア」を開拓するためには、1エリアにつき少なくとも100万円の資金が必要です。
資金の大半はナビレクマップ作成の人件費に充てられます。
この「バリアフリーエリア」の開拓に資金面でご支援を願い申し上げます。
ご支援頂いたときは、「バリアフリーエリア開拓パートナー」として公表させて頂きます。
バリアフリーエリア開拓支援お申し出フォーム
お申し出をお受けしてから、詳しい説明をさせて頂きます。
お打ち合わせを経て、下記の点をすり合わせさせて頂きます。
・バリアフリーエリアのターゲット地区
・ご支援をお願いする費用
・公表方法:ナビレクマップまたは地図ページへのご支援者のお名前や広告掲載について
システムの詳細
プロジェクトの骨組みとなるシステム
ナビレクマップを使う利点
ナビレクで歩くと、音声での道案内があるだけでなく、正しい経路を歩いていることを知らせる効果音が鳴り、次の曲がり角までの方向を示す振動機能が使えます。
一般の方でも、地下鉄や駅の出口を出た後、スマホを回して進行方向を見つけられる機能はとても便利です。
地図普及活動を担う「音声ナビネット」
株式会社アメディアの代表望月優は、2019年4月にナビレク地図の普及活動を担う団体として一般社団法人音声ナビネットを設立しました。
音声ナビネットでは、目の不自由な会員と目の見える会員とが協力しあって、ナビレクマップの全国への普及とシステムの改良に向けての助言の活動を行っています。
パートナーとしてこのプロジェクトにご参加を!
音声ガイド地図(ナビレクマップ)で全国どこでも歩けるようになるためには、これからも非常に多くの経路の地図を人力作成で公開する必要があります。
ナビレクマップを作成・公開してください!
マップ作成セミナー動画を見ていただくと、ナビレク・バリアフリーマップを作れるようになります。
皆様のボランタリーな活動でのマップ作製・公開を歓迎しています。
問い合わせ先
電話:050-1791-2071 (平日10時~12時、13時~15時)
E-Mail:navibiz@amedia.co.jp