(2020年1月15日更新)

作り方ガイドライン目次

ポイントとマーク
出発地点と到着地点
ガイド名
周囲の環境音への配慮
付録説明
音声ナビ例文集(現在作成中)

ポイント青とマーク赤

音声ガイド地図は、出発地点から到着地点までの経路を、ポイントとマーク赤でつないで、必要なコメント(言葉での説明)を加えたナビゲーション用のデータです。

ポイント青

ポイントは、歩いていく経路上に、10メートルから30メートルぐらいの間隔で置いて行きます。
電信柱は約30メートルごとに設置されているので、電信柱のところにポイントを打つという方法もあります。
ナビ中に必要なコメントは、必ずポイント青またはマーク赤のところに記述します。

ポイントの意味

ポイントは、歩いている経路が間違っていないことを利用者に常時伝えるという意味があります。
ポイントを通過するごとに、軽い効果音が鳴ります。

コメント

お店やバス停などの位置のポイントには、短いコメントを付けます。

コメント例

  • 左手の路地を通過
  • 十字路を通過
  • 右にコンビニがあります
  • ○○行きのバス停です
  • 右斜め前に交番があります
  • ここから点字ブロックが始まります

マーク赤

マークは、重要なポイントの意味です。

マークの役割

スマホをマークの方向に向けていると振動する機能があり、この機能を利用して、振動を頼りに目的地に向かうことができます。
よって、曲がり角には必ずマークを付けます。

振動を活用するためにマークが必要な場所一覧

  • 横断歩道または信号を渡るときは、渡る前のところにマーク
  • 渡り切ってから右または左に曲がるときは、渡り切ったところにもマーク
  • 交差点になっている幅10メートル以上の通りを渡る場合は、直進のときでも渡り切ったところにもマーク
  • 通りを斜めに渡るときは、通りを渡り終えたところにもマーク
  • 五差路の通りを渡るときは、入って行く道を10メートルぐらい進んだところにマーク
  • その他、斜めに入る道で、進む方向を間違えやすいところでは、進むべき道に10メートルぐらい入ったところにマーク
  • 緩やかに曲がっている場合で、緩やかな曲がりの前から曲がりの終了地点までで30度以上の角度があるときは、おおむね頂点と考えられるところにマーク

拠点を示すマーク

曲がり角以外でも、以下の地点では、拠点を示す意味でマークが付けられていると便利です。

  • 駅の入り口
  • タクシー乗り場
  • 特に重要な建物

出発地点と到着地点

出発地点では、どの方向に歩き始めるのかを明確に示します。
到着地点では、目的地の入り口が本人の向いている方向に対して、右にあるのか、左にあるのかまたは正面にあるのかをお知らせします。
視覚障害者は、ほぼ目的地に到着していても、入口がわからないことがしばしばあります。

ガイド名

道案内を示すガイド名には、「○○から○○まで」というように、出発地点と到着 地点を示す名称を着けます。
電車やバスを乗り換えるための経路では、「乗り換え:○○から○○まで」とすれば よりわかりやすくなります。

周囲の環境音への配慮

視覚障害者は、周囲の車や自転車の音、人の歩く音や路地を通過するときの反響音が切れたことなど、周囲の環境音に気配りしながら歩いています。
音声ガイド地図は、歩道のない道路上など、危険のある場所では、視覚障害者の周囲の環境音への気配りを邪魔しないように、コメントは極力簡潔に作成してください。

付録説明

「付録説明」は、ポイントに結び付けない説明です。
ポイントに結び付いていない、つまり GPS と連動していないため、道案内中には再生されません。
自宅や道中のレストラン、公園のベンチなど、一休みしているときに利用する再生モードで聞くことができます。
ナビレコの再生機能は、音声ガイド地図を「地図」として事前に確認するための機能です。
移動する速度や周囲の環境音等を配慮する必要がないため、伝えたい情報を思う存分書くことができます。
付録説明を活用すると、非常に付加価値の高い音声ガイド地図を作ることができます。
画像や録音データも付録説明に組み込むことができます。

事前説明(付録説明をポイント1の前に入れます)

出発地点前の事前説明としては、

  • 作成方針等を伝える前書き
  • 経路の概要
  • GPSが取れない出発地点の説明 (地下鉄の改札から駅の出口を出るまでの説明等)等が役に立ちます。

案内中説明(付録説明を説明したいポイントやマークの次に入れます)

案内中の付録説明としては、

  • GPSが取れない通過地点の説明 (地下道の中やアーケードの下等)
  • 点字ブロック敷設状況の説明
    点字ブロックの敷設状況は、ポイント青と結びつけたコメントもある程度必要ですが、案内中に詳しすぎる説明を聞くのは負担になりますので、全体構図を描くための説明や、かなり詳しく説明した方がよい場合の説明は、付録説明として加筆して頂ければありがたいです。
  • 興味深いお店や建物の詳しい説明
    通過地点にあるお店や建物の詳しい説明は、付録説明で書いて頂くことをお勧めします。
    レストランであれば開店時間やメニュー、お店であれば、どんな商品を売っているのか等、音声ガイドがとても楽しい作品にグレードアップします。
  • バスの時刻表
    バスや路面電車の付録説明として、時刻表があればとても便利です。

事後説明(付録説明を到着地点の後に入れます)

目的地到着後の事後説明としては、

  • GPSが取れない到着地点の説明
    目的地の建物の入り口に着いた後の、目的の部屋までの説明や、駅の場合には改札口までの説明等です。
  • 利用者へのメッセージ
    利用者に対する作成者からのメッセージを必要に応じて入れることができます。
  • 後書き
    作成日付、作成グループや作成者のお名前など、必要に応じて入れてください。